【駐在準備】イギリスでお家探し①|イギリスの家の種類は?

こんにちは、イギリス在住のSoyaです。
今回はイギリスへの駐在準備として、イギリスでのお家探しについて紹介したいと思います。

イギリスへの駐在が決まった際、私はイギリスでどんな家に住むのか全く想像がつきませんでした。私の中でイギリスのイメージはハリーポッターの印象が強く、ダーズリー家があるプリベット通りのようにほぼ同じ外観の家が集まっていたり、シリウスの家のように隣の家との壁が繋がった長屋タイプが多そうだと思っていました。

この記事ではイギリスによくある家の種類を説明し、次の記事で実際に私たちがどのように家を探したのか、大変だったことなどを解説します。

イギリスのお家の種類は大きく5つ

イギリスによくあるお家の種類は大きく5つに分類できます。家探しを始める前に、まずはどんな種類があるのか理解した上で住みたいタイプを検討しましょう。

1. デタッチハウス(Detached House)

イギリスは石造りやレンガ造りの家が多い

デタッチハウスはいわゆる一軒家で、隣の家との距離があり一般的に庭や駐車場がついています。基本的に部屋数が多く、敷地面積も広いので家族で住む場合に最適。

都心や街の中心部よりも郊外に多いのも特徴です。家賃は地域や家の広さによる影響も大きいですが、他のタイプのお家より高い場合が多いでしょう。

注意点

デタッチハウスのように庭があるお家では、住んでいる間は庭もお手入れしなくてはなりません。庭をお手入れしていないと、近隣住民から苦情が入ったり「手伝いましょうか?」と皮肉まじりに声をかけられたりすることもあるようです。ガーデニング初心者の方は、ガーデナーさんを雇うのもありでしょう。

2. セミデタッチハウス(Semi-detached House)

引用元:shutterstock.com

セミデタッチハウスは一見一軒家のように見えて、2世帯が住めるようになっているお家のこと。写真のように、左右対称の作りをしている場合が多いです。

セミデタッチハウスもほぼ一軒家なので、駐車場や庭がついていることがほとんど。こちらも家族で渡航される方におすすめです。

注意点

セミデタッチハウスに住む場合、隣人トラブルが起こらないかが不安要素となりやすいです。隣の家とは壁一枚隔てただけですので、騒音やご近所付き合いなどからトラブルに発展する可能性も0ではありません。内見時には隣人の生活音が聞こえないかどうか、隣人の生活リズムやマナーなども注意してみましょう。

3. テラスハウス(Terraced House)

エディンバラのビクトリアストリート

テラスハウスとは写真のように隣の家との間に隙間がなく、繋がっている長屋タイプのことを言います。ハリーポッターで出てくるシリウスの家(グリモールドプレイス)もテラスハウスと言えるでしょう。

このタイプのお家は駐車場がないことが多く、家の前の道路に路駐している方が多い印象。道路に面した側はすぐに玄関となるので、庭付きであれば家の裏に庭があります。また庭の広さは家によって異なり、バドミントンができるくらい広い家もあれば、洗濯物が干せるくらいのスペースしかない家も。

一見狭く見えるテラスハウスですが奥行きがある家が多く、何階建てかにもよりますが大体2ベッドルーム以上はあります。家族で暮らしても不自由なく暮らせる広さはあるでしょう。

注意点

テラスハウスで注意したいのは、壁の薄さです。私は渡英後最初の2週間を2つのテラスハウスで過ごしましたが、この内一箇所は隣家との壁が薄く階段の上り下りの音や普通の音量の会話も同じ家の中にいるかのように聞こえました。壁の薄さは家によって異なるので、気になる方は内見時によく確認しましょう。

4. バンガロー(Bungalow)

バンガロー

バンガローとはいわゆる平家で、1階建ての家のこと。一階建てですが屋根裏部屋がある物件も多いです。部屋数は多くないので、二人暮らしの方におすすめ。

バンガローは街の中心部より郊外に多く、庭と駐車場が付いている物件が多いです。

5. フラット(Flat)

フラット

フラットは集合住宅のことを指し、日本で言うマンションやアパートです。管理人(ポーター)がいるフラットから、エレベーターがないフラットなどさまざま。家の広さや値段もピンからキリまであります。

フラットには庭はありませんが、駐車場はついている物件もあります。単身赴任の方から家族まで幅広く候補として検討できるでしょう。

家を見る際の注意点・ポイント

ここまで家の種類を説明しましたが、日本とは違うと感じた方もいらっしゃるでしょう。家の種類だけでなく、家を見る際に確認したい点もイギリスならではなものがあります。

ここでは家を見る際の注意点やポイントについて説明します。日本でも確認するような家の周辺環境(駅から近いか・スーパーに近いか)や最低入居期間、退去時の連絡といった項目については省略します。

家具付き(Furnished)か家具なし(Unfurnished)か

物件には家具付き(furnished)と家具なし(unfurnished)の2タイプがあります。家具付き物件の中にも、ベッドやテーブルなど必要最低限の家具のみしかない場合もあれば、掃除機やカトラリー、テレビなどが付いている場合も。

駐在期間が1年間のように比較的短期間なのであれば、家具付き物件を探すのがよいでしょう。しかしエリアによるかもしれませんが、家具付き物件は数が少なく競争が激しいこともあるので良い物件があればなるべく早く内見してオファーするのがおすすめ。

私は家具付き物件を合計3回オファーしましたが、内2回は他の方に取られてしまいました。家を借りる流れやオファー時に見られる点については次の記事でまとめます。

家賃に光熱費などの「Bill」が含まれているか

日本の賃貸物件は、一般的に賃料+管理費が家賃となっています。インターネット費が含まれている場合もありますが、光熱費は含まれていない場合がほとんど。

イギリスでは、「All bill included」と書かれた物件も多いです。これは家賃の中に、インターネット費や電気代、水道代、住民税(Council tax)が含まれているという意味です。何が含まれているかは物件によって異なるので、必ず確認しましょう。

イギリスの家はセントラルヒーティングを設置してある家がほとんどで、ボイラーで作った温水を各部屋へ送り家全体を温めます。冬場は寒いイギリスですが、暖房を24時間稼働させると光熱費がはねあがります!そのため、Billが全て含まれているとうれしいですね。

床はフローリングかカーペットか

イギリスのお家は、キッチンやトイレなど水回り以外の全部屋にカーペットが敷かれている場合が多いです。全部屋フローリングという物件は都市部以外ではあまり見かけないので、地方や田舎に住むならカーペット一択と思っておいた方がよいでしょう。

カーペットは防音性に優れていると言われますが、壁が薄ければ隣人の生活音は聞こえてくるのであまり変わりません。掃除方法はカーペットを傷めないようコロコロは使わず(そもそもイギリスでほぼ見かけませんが)、掃除機やカーペットクリーナーなどを使いましょう。

シャワーやトイレの水圧

イギリスの家のみならずホテルでさえ、トイレやシャワーの水圧が弱いことがあります。トイレの水圧が弱いと排泄物が流れない!なんてことがあったり、シャワーの水圧が弱いと洗い流すのに時間がかかったりと日々プチストレスがたまります。

確認できるようであれば、内見時に確認するのがよいでしょう。

24時間いつでもお湯が出るか

これは超重要です!日本だと考えもしないことですが、イギリスでは24時間いつでも好きなだけお湯が出ないお家もあるのです。

日本では給油栓を開くと瞬時に加熱しながら給油する瞬間式が多い(ほぼ100%?)ですが、イギリスではタンクに水を貯めて沸かす貯湯式が多いです。

引用元:https://www.itomic.co.jp/blog/blog-7537/

そのためタンク内のお湯を使い切ってしまうと、タンクに水を貯めて沸かすまでの間は水しか出ません。タンクの大きさによりますが1時間〜数時間程度はお湯が使えなくなります。私と旦那はシャワー途中にお湯を使い切ってしまい、何度か水シャワーを浴びる羽目になりました。

特に家族で住む場合は、まずどちらのタイプなのかとタンクの容量は十分かを確認しましょう。十分そうでなくてもシャワーの時間をずらすなどして節水対策は立てられますが、いつでもお湯が出ない可能性もあるということを理解しておきましょう。

まとめ

文化が違えば、家の造りや内装、重要視するポイントも異なります。住んでみてえ、これがないの?ここ重視しないんだ!と思うこともしばしば。それらについても次回まとめようと思います。

今回はイギリスの家の種類と見るときの注意点を紹介しました。ぜひ家探しを始める前にある程度知識をつけた状態で、比較できるようにしましょう。日本の家とは勝手が違う部分もあるので、それらも理解した上でぜひお気に入りの物件を見つけてください。

イギリスの家のルームツアー動画もYoutubeにアップしているので、ぜひ見てみてイメージをつかんでください☺️

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Soya

海外転勤になった旦那くんについて、イギリスに滞在中。
イギリスについての情報や日々の暮らしについてブログ、Instagram、YouTubeにて発信中。

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